HD595

音質
 かなりフラットだが、やや低音より。低域はローエンドまで出るが、厚みはやや薄め。全体的な量は十分出る。中域は低域よりやや控え目に感じる。高域は意外と高い音を鳴らす上、刺がない。
 分解能、音場感ともに価格の割にかなり良い。原音忠実性はそれなり。SENNHEISERらしい味付けだが、高域は比較的しっかり鳴らしてくれる印象。エッジはきつくなく、非常に聴きやすい。
 明瞭さはそれなり、音の鮮やかさはなかなかのもの。厚みはそれなり。温かみ、ヴォーカルの艶っぽさは非常に良い。それほど線が細いわけではないが柔らかい音で、繊細な表現もしっかりこなしてくれる。意外とノリの良い一面もある。響きはやや豊か。HD650は低音が強すぎて高音が不満という人にはおすすめできるが、それでもbeyerdynamic等に比べると高音は弱めな上にエッジもきつくないので、退屈と言う人もいるかもしれない。癖がなく非常にバランス良くまとまっている。
 弦楽器はやや曇った表現で原音の粗は感じにくいものの、繊細かつ心地よい。金管楽器はSENNHEISERにしてはなかなか鮮やかで、しっかり高い音を鳴らしてくれる。打ち込み系の音の表現はいまいち。低域の締まりが足りないし、力強さやスピード感に欠ける。
 コストパフォーマンスはかなり良い。

装着感
 最高レベル。側圧は普通からやや弱めで、ヘッドバンドも痛くない。長時間使用してもまったく疲れない。重量は普通だが、それでいてずれにくい。
 イヤーパッドは耳をすっぽり覆うサイズで、上下左右に角度調節ができる。材質は心地よい布製。

その他

 遮音性及び音漏れ防止は悪い。
 デザインや作りは悪くないが、深緑色の本体は好みが分かれるかもしれない。インピーダンスは初期生産品120Ω、その後50Ωに変更になっている。生産地も初期はアイルランドでその後中国になっている。切替時期のタイミングにより、本機種には120Ωアイルランド製、120Ω中国製、50Ω中国製の3種類がある模様。ちなみに本レビューは120Ω中国製のもの。付属のヘッドホン・ホルダーは使いづらい。このレビューを書いている時点での最安価格は2万円程度だが、正直言ってコストパフォーマンス良過ぎというのが正直な感想。素晴らしいヘッドホン。
 プラグは金メッキの標準プラグ。コードの太さは約4mm、硬さは普通だが癖が付きやすくやや扱いづらい。イヤーパッドのサイズは、外周116mm×88mm、内周70mm×42mm、深さ24mm。

付属品
標準→ミニ変換プラグ
ヘッドホンホルダー



参考
不定期コラム『第9回 予算2万円の開放型ヘッドホン比較』
不定期コラム『第20回 価格別favorite headphones 2回目』
不定期コラム『第21回 映画鑑賞向きのヘッドホン』
不定期コラム『第25回 HE60/HEV70試聴レポ』
不定期コラム『第29回 DR150試聴レポ』
不定期コラム『第36回 周波数特性のグラフと実際』
不定期コラム『第58回 追加測定ピックアップと注意点』

周波数特性グラフ


比較メモ
ATH-AD2000
どちらもかなりフラットだが、HD595の方がやや低音より。低域はどちらも薄い感じだが、HD595の方が全体的に出る。高域はほぼ互角だが、HD595の方が若干出るか。HD595はSENNHEISERにしてはかなり高音より、ATH-AD2000はaudio-technicaにしてはかなり高音がおとなしい。分解能、音場感はややATH-AD2000の方が良いが、耳の近くで音がなっているのが気になる。価格ほどの差は感じない。ATH-AD2000の方が若干原音に近い。どちらもエッジはきつくなく聴きやすいが、ATH-AD2000の方がやや疲れる。明瞭さ、音の鮮やかさはATH-AD2000の方がやや上。温かみやヴォーカルの艶っぽさはHD595の方がやや良い。どちらもノリが良いというよりは繊細だが、どちらかと言えばATH-AD2000の方がノリが良い。響きはどちらも適度。弦楽器はどちらも伸びが良く非常に心地よく楽しめる。それでいて金管楽器もなかなか鮮やかに鳴らしてくれる。弦楽器も金管楽器も好みのレベルだろう。甲乙つけがたい。打ち込み系の音の表現はATH-AD2000の方がややうまい。HD595の方が透明感のある柔らかい音、ATH-AD2000の方が芯の通った硬い音。どちらも非常にオールマイティーなので、折角ならオーケストラ等の能力を存分に発揮できる曲を聴くのに使いたい。使い分けるなら、基本的にはATH-AD2000を使い、温かみが欲しいときにはHD595を使えば良いと思われる。

DR150
DR150はややドンシャリ、HD595はやや低音より。低域は質・量ともに非常に良く似ているが、DR150の方が若干低い音を鳴らす。また、どちらもやや曇りのようなものを感じるが、DR150の方が曇りが少ないように感じる。中域はどちらもおとなしいが低域に埋もれることはない。高域はDR150の方がかなり高く、量も多い。分解能はほぼ互角。音場感は若干HD595の方が良いように感じる。原音忠実性はDR150の方が若干良いように感じる。DR150の方がエッジがきつくやや聴き疲れする。サ行の音等もやや痛い。明瞭さ、音の鮮やかさはDR150の方が上。厚みはDR150の方がある。温かみはHD595の方が上。ヴォーカルの艶っぽさはほぼ互角だが、サ行が多少痛くても良いならDR150の方が良いだろう。ノリの良さならDR150、繊細さならHD595。響きはほぼ互角。DR150の方がやや細部に粗があるように感じるが、これはHD595のSENNHEIERらしいマイルドさによるところも大きいだろう。弦楽器はHD595の方が繊細で心地よいが、チェロ等の低域やヴァイオリンの澄んだ感じが欲しいときはDR150の方が良いだろう。金管楽器はDR150の方が鮮やかで楽しめる。打ち込み系の音の表現はどちらもそれほど得意ではないが、どちらかと言えばDR150の方が良いように感じる。得意分野はどちらもクラシック。使い分けるなら、高域が欲しいときにはDR150、粗を嫌うならHD595。

HD497
どちらもやや低音よりだが、どちらかというとHD497の方がやや高音より。低音はHD595の方が出るし、高音はHD497の方が出る。分解能、音場感、原音忠実性すべてHD595の方がやや上。HD497の方がエッジがきつくやや聴き疲れする。明瞭さ、音の鮮やかさはHD497の方がやや上、厚み、密度、情報量、温かみ、ヴォーカルの艶っぽさはHD595の方がやや上。どちらもノリの良さと繊細さを併せ持っているが、HD595の方がノリの良さにしろ繊細さにしろ若干上。響きはどちらも適度だが、どちらかといえばHD595の方が豊か。弦楽器はHD595の方が安定した心地よい音を鳴らす。金管楽器はHD497の方が一段高く鮮やかな音を鳴らす。打ち込み系の音とはHD497の方が相性が良い。得意分野はどちらもクラシック。使い分けるなら、ポップスやブラスメインの曲はHD497、それ以外はHD595。ただし、HD595の方がかなり完成度が高いので、何を聴くにしても良いと言う人もいるだろう。

HD590
周波数特性はかなり近いが、HD595の方がフラットで薄い低音が支配する感覚が少ない。分解能と音場感はいずれもHD595の方が若干良いように感じる。HD595の方がエッジがきつくなく、ホワイトノイズも小さく、聴き疲れしない。ヴォーカルの艶っぽさや温かみはほぼ互角だが、HD595の方がサ行の音等のきつさがなく聴きやすい。HD590の方が響き豊か。HD595の方が明瞭で繊細、HD590の方がノリが良い。金管楽器、弦楽器、打楽器いずれもかなり近い鳴らし方だが、ギターの高音はHD595の方がかなり高く、beyerdynamicに近い印象を受けた。打ち込み系のしゃきっとした音はHD595の方がエッジがきついわけでもないのにきれいに鳴らしてくれる。全体的に非常に近い音を鳴らす両機種だが、何を聴くにしてもHD595の方が若干向いているように感じた。ただ、HD590はSENNHEISERのなかでは刺激的であるという位置付けは残った形になったため、使い分けはできるかもしれない。

HD650
音域傾向は非常に似ているが、HD650の方がやや低域が厚い。中域〜高域は若干HD595の方が出るようだが、質はHD650の方が上。分解能、音場感ともにHD650の圧勝。原音に近いのもHD650だろう。どちらもエッジがきつくなく非常に聴きやすいが、意外なことにHD650の方がややエッジがきつい。明瞭さはほぼ互角。低域が出ない分HD595の方が明瞭に感じる部分もあるが、HD650はそのぶん分解能が高いため。温かみやヴォーカルの艶っぽさはHD650の方が一段上。ノリの良さという見方ではほぼ互角だが、繊細さという見方ではHD650の方が良い。音の響きはどちらも適度で必要量はある。弦楽器、金管楽器いずれもHD650の方が一段上の表現力。HD650の方が音に厚みがあり、分解能・音場感ともに優れているため、何を聴くにしてもHD650の方が良いが、HD650の低域が出すぎと言う人にはHD595の薄さが丁度良いかもしれない。

HFI-2200ULE
HD595はやや低音より、HFI-2200ULEはややドンシャリ。低域はかなり出方が違う。HD595はローエンドまでフラットな印象だが、HFI-2200ULEは山と谷がある。HFI-2200ULEの方が一段低い音を鳴らすし、厚みも上。高域はHFI-2200ULEの方がかなり出る。分解能は正直判断に困るが、音が滑らかな分HD595の方が不利なように感じる。単純な比較はできない。音場感は、ULTRASONE独特の癖があるもののHFI-2200ULEの方が上。原音忠実性はHD595の方が上。HFI-2200ULEの方がエッジがきつく聴き疲れする。明瞭さ、音の鮮やかさ、厚みはHFI-2200ULEの方が上。温かみ、ヴォーカルの艶っぽさはHD595の方が上。ノリの良さならHFI-2200ULE、繊細さならHD595。響きはほぼ互角だが、どちらかと言えばHFI-2200ULEの方が豊か。弦楽器はHD595の方が滑らかで心地よく癖がない。金管楽器はHFI-2200ULEの方が一段高く鮮やか。打ち込み系の音の表現はHFI-2200ULEの方がうまいように感じる。使い分けるなら、刺激を求める場合にはHFI-2200ULE、心地よさを求める場合にはHD595といった感じか。無難で癖がないのを求めているなら間違いなくHD595。

HP1000
HP1000はややドンシャリ、HD595はやや低音より。低域はどちらも超低域までしっかり出るが、どちらかというとHD595の方が強めなようだ。高域はHP1000の方がかなり出る。分解能はほぼ互角、音場感や原音忠実性はHD595の方がやや良い。HP1000の方がエッジがきつく聴き疲れする。明瞭さや音の鮮やかさはどちらもいまいちだが、若干HD595の方が良いか。温かみやヴォーカルの艶っぽさはどちらも非常に良いが、若干HP1000の方が勝っている。どちらもノリが良いというよりは繊細。響きはHP1000の方が豊か。弦楽器はどちらも非常に心地よく楽しめるが、どちらか選ぶならHD595か。金管楽器はHP1000の方がやや高く鮮やか。打ち込み系の音の表現はHD595の方がやや得意。得意分野はHP1000はジャズ、HD595はポップス。使い分けるならポップスや弦楽器メインの曲はHD595、それ以外はHP1000。

K121studio
どちらもやや低音より。低域はK121studioの方が若干量が多い。HD595の方が癖がない。重心の低さはほぼ同レベル。中域はHD595の方が低域に邪魔されずはっきり聴こえてくる。ソースによってはK121studioの方が若干不要な芯が通っている感じが気になることがある。高域はHD595の方が若干量が多い。線の細い質。分解能はHD595の方が上。音の分離にしろ一つ一つの音の微細な描写にしろやや勝っている。音場感はHD595の方がやや広く明確。K121studioの方が近くで音を鳴らす感じで頭内定位が気になりやすい。原音忠実性はHD595の方が若干上。周波数特性上の癖のなさで若干勝っている。原音の粗や生っぽさはHD595の方が若干感じられる。エッジはHD595の方が若干きついが、K121studioは癖や頭内定位で疲れる面があるため、総合的な聴き疲れはソースや聴く人によって変わってくるだろう。高域にしろヴォーカルのサ行にしろHD595の方が若干細く刺さる。明瞭さ、音の鮮やかさはHD595の方がやや上。厚みはほぼ同レベル。温かみ、ヴォーカルの艶っぽさはHD595の方がやや感じられる。ヴォーカルはHD595の方がやや透明感がある。ノリの良さは微妙。HD595の方が繊細。響きはほぼ同レベル。HD595の方が低域から高域まで変な強調感なくスムーズに鳴らしてくれるような印象。弦楽器はHD595の方がやや繊細かつ心地よいし、音色も自然。金管楽器は、HD595の方が若干明るい、K121studioの方が若干力強い。打ち込み系の音の表現はほぼ同レベル。音の質感の相性にしろ切れにしろ大差ない。使い分けるなら、基本的にはHD595、HD595では低域の量が足りないとか芯が足りないという不満があるならK121studio。

K242HD
HD595はやや低音より、K242HDは低音よりのドンシャリ。低域はK242HDの方がやや重心が低く、量も多い。中域はHD595の方が低域の曇りに覆われずはっきり聴こえてくる。高域はK242HDの方が高く鋭い音で、量も多い。分解能はHD595の方がやや上。音の分離に差がある。音場感はHD595の方がやや広く、見晴らしが良い。原音忠実性はHD595の方がやや上。周波数特性上の癖のなさで勝っている。原音の粗や生っぽさが感じられる度合いは大差ない。エッジはK242HDの方がきつく、聴き疲れしやすい。高域にしろヴォーカルのサ行にしろK242HDの方がきつい。明瞭さはHD595の方がやや上、音の鮮やかさはK242HDの方がやや上。厚みはK242HDの方がややある。温かみ、ヴォーカルの艶っぽさはほぼ同レベル。ヴォーカルは、K242HDの方がやや擦れが気になる。どちらもやや繊細でおとなしい傾向ながらノリの良さも感じられる点は似ている。響きはK242HDの方がやや豊か。HD595の方が全体的にややあっさりした鳴らし方。ソースによっては、K242HDの方がやや音に芯が通っているような印象を受けることがある。弦楽器はどちらも繊細かつ心地よい。やや曇った表現で生楽器らしさが多少不足な点も似ている。チェロ等の低域の量感やヴァイオリンの芯が通った感じが欲しいならK242HDの方がやや良いが、やや不自然さを感じることもある。金管楽器はK242HDの方がやや高く鮮やかで楽しめる。打ち込み系の音の表現はどちらもいまいち。低域の量や高域の明るさはK242HDの方が良いが、HD595の方が軽快なノリの良さがある。使い分けるなら、基本的にはHD595、HD595では高域が足りないと感じたりあっさりしすぎという不満があるならK242HD。

K612PRO
HD595はやや低音より、K612PROはかなりフラット。低域はHD595の方が若干量が多い。やや柔らかい質。重心の低さはほぼ同レベル。中域はK612PROの方がやや明るく、低域に邪魔されずはっきり聴こえてくる。高域はK612PROの方が若干量が多い。若干線の細い質で目立つ。分解能はK612PROの方がやや上。音の分離にしろ一つ一つの音の微細な描写にしろ若干勝っている。音場感はK612PROの方がやや広く明確。HD595の方が近くで音を鳴らす感じ。原音忠実性はK612PROの方が若干上。周波数特性上の癖のなさで若干勝っている。原音の粗や生っぽさはK612PROの方が若干感じられる。エッジはK612PROの方が若干きつく聴き疲れしやすい。高域はK612PROの方が若干細く刺さる、ヴォーカルのサ行は大差ない痛さ。明瞭さ、音の鮮やかさはK612PROの方が若干上。厚みはHD595の方が若干ある。温かみ、ヴォーカルの艶っぽさはHD595の方がやや感じられる。ヴォーカルはHD595の方がややスモーキー。ノリの良さは微妙。K612PROの方がやや繊細。K612PROの方がやや切れがある。HD595の方が低域に基づく迫力や力強さがある。響きはHD595の方がやや豊か。弦楽器は、HD595の方がやや心地よい、K612PROの方がやや繊細。金管楽器は、HD595の方が若干太く力強い、K612PROの方が若干細く綺麗。打ち込み系の音の表現は微妙。音の質感の相性は大差ない。切れはK612PROの方が若干上だが、線の細さが合わない面がある。使い分けるなら、温かみや聴き疲れのなさを求めるならHD595、繊細さや明瞭さを求めるならK612PRO。

MDR-MA900
HD595はやや低音より、MDR-MA900はややドンシャリ。低域はほぼ同量。量よりも質の違いが大きい。HD595の方がややぼやけたり曇ったりする質。重心の低さは微妙。基本的にはMDR-MA900の方が若干低いように感じられることが多いが、低域の中でも特に低い音を鳴らすソースではHD595の方が低いように感じられることがある。中低域はHD595の方がしっかり出る。中域はMDR-MA900の方がやや明るく、低域に邪魔されずはっきり聴こえてくる。高域はMDR-MA900の方が若干量が多い。明るい質で目立つ。HD595の方が粗がない。分解能はHD595の方が若干上。音の分離はMDR-MA900の方が若干上、一つ一つの音の微細な描写はHD595の方が粗なく丁寧にこなしてくれる。音場感は、MDR-MA900の方が若干広い、明確さはほぼ同レベル。MDR-MA900の方がやや左右に広い。HD595の方がやや前方定位する感じ。原音忠実性は微妙。周波数特性上の癖のなさはHD595の方が若干上。原音の粗や生っぽさはMDR-MA900の方が若干感じられる。エッジはMDR-MA900の方がややきつく聴き疲れしやすい。高域にしろヴォーカルのサ行にしろMDR-MA900の方がやや痛い。明瞭さ、音の鮮やかさはMDR-MA900の方がやや上。厚みはMDR-MA900の方が若干ある。温かみ、ヴォーカルの艶っぽさはHD595の方がやや感じられる。ヴォーカルは、HD595の方がややスモーキー、MDR-MA900の方がやや擦れやリップノイズを出してくれる。MDR-MA900の方がやや明るくノリが良い。切れやメリハリがある。響きはHD595の方がやや豊か。MDR-MA900の方がドラムや破裂音が目立つ。弦楽器は、HD595の方が滑らかで心地よい、MDR-MA900の方が生楽器らしさが感じられる。金管楽器はMDR-MA900の方がやや鮮やかで、金属的な質感を出してくれる。打ち込み系の音の表現はMDR-MA900の方がややうまい。音の質感の相性や切れで勝っている。使い分けるなら、聴き疲れのなさや温かみを求めるならHD595、高域の量やノリの良さを求めるならMDR-MA900。

サイン波応答


位相+高周波歪み


インパルス応答(CSD)


インパルス応答(録音波形)


100Hz・1kHz・10kHzサイン波の再生


曲別HP探索
第90回 トスカ/プッチーニ





※生産終了。後継機はHD598。











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スペック

駆動方式 構造 周波数帯域 音圧感度 インピーダンス
ダイナミック 開放型 12Hz〜38.5kHz 104dB 120Ω
重量 ドライバー直径 コードの長さ コードの出し方 備考
270g - 3m 片出し ヘッドホンホルダー付属

評点

音質 装着感 遮音性 音漏れ デザイン 携帯性 音の傾向 参考最安価格
4.5 5 2 2 4 1 均(低) 20800円

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公開日:2005.1.14

※生産終了。後継機はHD598。