第18回 痛い思いをしたことのあるヘッドホン

 比喩でも何でもなく、物理的に痛い思いをしたことのあるヘッドホンの特集です。それほど頻繁に痛い思いをするわけではありませんが、油断すると凶器になるヘッドホンも存在します。意外と色々なパターンがあることに気づいたので、今回はそんな(?)特集です。


AH-G500(DENON)
 コードが短いので、うっかり長いつもり扱ったために反動で顔面に激突したことがあります。延長コードが付属しているので使えばいいのですが、使ったり使わなかったりすると尚更うっかりする原因になります。

DT880(beyerdynamic)
 ハウジングを支える金属のアームがやや粗い仕上げになっているため、指先を擦ったりして痛いことがあります。DT770PROもほぼ同じですが、何故かDT880の方が痛い思いをすることが多いです。

HD650(SENNHEISER)
 痛いというよりは苦しい思いをします。コードが両出しで、ヘッドホン本体とコードの合流部までの長さがかなり短いため、頭から外すときにヘッドホンを上に持ち上げ過ぎると合流部で首を絞めることがあります。最近は慣れたのでめったにやりませんが、買ったばかりのときは毎回のように首を絞めていました。

HP1000(PHILIPS)
 ヘッドバンドの片面が薄い金属(アルミ?)で、指先を擦ったりして痛いことがあります。PortaProほどではありませんが。

HP-M1000(Victor)
 ハウジングを支えるアームの根元の隙間に指の付け根の皮を挟むという、かなり器用なことを何度も経験しています。アーム部分を持って折りたたんだり、元に戻したりを繰り返してみれば分かると思いますが、かなり挟みやすい作りになっています。

PortaPro(KOSS)
 ヘッドバンドに髪が挟まって痛い思いをする人も多いそうですが、私は今のところありません。単純に、ヘッドバンドがK24P等と比べると鋭利なので指先が痛いだけです。

PRO/4AA(KOSS)
 重いので、置いてあるのを持とうとしたときに、うっかり普通のヘッドホンのつもりで持とうとして重さのあまり持ちきれず、落とすことがあります。落とすと、大抵足のどこかにぶつかり、足が痛いです。ヘッドホンで足を痛めるというわけの分からない事態になります。

RP-HT770(Panasonic)
 髪が挟まりやすいです。個人的には髪が挟まりやすいヘッドホンNo.1です。一見して挟まりやすいようには見えませんが、ソコがまた曲者です。

SE-MONITOR 10R(Pioneer)
 顔面に激突させた回数No.1のヘッドホンです。側圧が強い上に、普通に置いておくと左右のイヤーパッドが密着する程近い位置になる(つまりイヤーパッド間のスペースがゼロ)ことから、装着するときにかなり手で開かなければいけないため、開く→頭に被せる→被せきらないうちに反動で手が滑る→イヤーパッドが顔面に激突となります。他にも、HD280Proなんかも同様のぶつけ方をします。もっと落ち着いて装着すればそんなことはないんでしょうが。


 自分のことながら、かなりバラエティー豊かです。あまり参考にはならないかもしれませんが、皆さんもヘッドホンを使用する際は怪我をしないようにご注意ください。







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