第10回 買ったはいいけど使わないヘッドホン特集
私は沢山ヘッドホンを持っていますが、大抵のヘッドホンはそれなりに使います。ですが、中にはほとんど使わないものもあります。使わないのには使わないなりの理由があるわけで、その理由とあわせて使わないヘッドホンを紹介したいと思います。
なお、これは私の個人的意見で、中には「全然OK」と言う人もいるかもしれないことをお断りしておきます。
ATH-T2
装着するたびにプラスチックのヘッドバンドを頭に押し付けることになるため、痛いです。音質もこもりまくりで、使いたいと思うことがありません。このヘッドホンで耳のレベルを無理やり落として、他のヘッドホンの素晴らしさを再認するのに使ったことはありますが・・・
HPS5000
側圧がきつすぎです。きつすぎですが、これほどきつくても人間は慣れるのだということを発見した機種でもあります。しかし慣れるとは言っても不快であることに違いはありません。なかなか面白い音を鳴らすのでたまに使おうとするのですが、その時には「慣れ」は無くなってしまっていて、痛さにのたうちまわることになります
MDR-NC20
SONYのノイズキャンセリングヘッドホンです。ノイズキャンセリング機能をONにするとサーというノイズが流れるため耳が痛くなり、さらに使用を続けると頭痛が始まります。その上、ノイズキャンセリング機能を使うということは電車や飛行機の中のことが多いと思うのですが、その環境下で使うにはデザインがいまいちです。
RP-HT510
エッジがきつく、非常に聴き疲れします。もはやエッジがきついというレベルを超えて、音が割れて突き刺さってきます。個人的にはどんなにマイルドなソースでも普通の音量では10分が限界です。
Z headphones
ヘッドバンドが短すぎです。私の頭のサイズだと、無理やり押さえつければ何とかまともに装着できますが、まともに装着するだけで一苦労です。ちょっと他にはない低域の出し方をするのですが・・・
改めて見てみると、すべて1万円以下ですね。やはり1万円以上になると使用に堪えないレベルの機種はそうないということでしょう。
別に今回とりあげたヘッドホンもほとんど「使わない」だけ「使えない」わけではないですし、買うなとは言いません。ただ、買うならそれなりの覚悟をしてから臨むことをすすめます。
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