第93回 星雲仮面マシンマン/「MoJoスーパーベスト」より

 MoJo(モジョ)は日本のフォークシンガー、とみたいちろうがアニメソングを制作・歌唱する際に用いられる別名義です。
 今回取り上げるのは、主に特撮やアニメの主題歌を集めたベストアルバムの10曲目です。「星雲仮面マシンマン」は1984年の特撮テレビ番組です。基本的にはいかにも特撮ソングといった感じの曲なのですが、途中でサックスのソロパートがあったりと、特撮ソングにしてはオシャレな面があるようにも思います。全体の構成は、とみたいちろうの柔らかい声に子供の声のコーラス(コロムビアゆりかご会)、トランペットやパーカッションから成るややチープな伴奏といった感じです。
 ヘッドホンとしては、声の柔らかさを出してくれるもので、あまり変な音を鳴らさないものが良いでしょう。


・1台目 RH-300(Roland)
 声が柔らかく魅力的で、全体のバランスも良いので選びました。
 初めATH-SX1やSW-HP10の方が声が魅力的だろうと思い聴き比べてみたのですが、今回の曲のではRH-300の表現の方が魅力的に感じました。RP-21やHP-AURVN-LVも同様です。全体のバランスや違和感の少なさという点はRH-300、RP-21、HP-AURVN-LVはどれも良かったです。
 また、声に重点を置いて、思い切ってDTX900でも聴いてみました。確かに声はある意味魅力的なのですが、今回の曲ではDTX900のようなウォームな表現よりRH-300のような柔らかく曇り気味な表現が良いように感じました。全体的な相性もRH-300の方が良いと思います。
 不満点は、少し曇っているように感じる点です。とは言え、それによって声の魅力が増している面もあるように思うので、なかなか難しいですが・・・・・・

・2台目 EXH-313(Audio Interu)
 どういうヘッドホンが良いのか分からなかったのでとりあえず色々聴いてみた結果、これにしました。
 1台目と同様、声が柔らかく魅力的です。1台目より低音が少ないため曇りが気にならない印象です。また、今回の曲はトランペットがしっかり主張してくるのですが、EXH-313では控え目になります。低域も高域も少ないため、ヴォーカルがしっかり目立ち、自然にヴォーカルに集中できます。
 不満点は、厚みが薄く力強さに欠ける点です。

・3台目 ATH-AD2000(audio-technica)
 声の魅力を保ったまま2台目の不満点を解消できる機種を探した結果、これになりました。
 もちろん2台目と3台目の声の表現は多少違うのですが、どちらも柔らかく少し曇ったような質である点は似ています。また、全体のバランスという意味ではATH-AD2000の方が良いです。ヴォーカルに集中できるという意味では2台目の方が良いのですが、やはりATH-AD2000くらい低域も高域も出てくれた方が迫力がありますし、鳴らし方そのものもメリハリがあってノリ良く楽しめます。
 他には、声の表現という点でHD650も良かったのですが、1台目を選んだときにDTX900を外したの同じ理由で、今回の曲にはATH-AD2000の方が合うと思いました。


 いつものことですが、今回の曲もどういう風に聴きたいかによって選ぶヘッドホンがかなり変わってくると思います。古臭い感じを出して欲しいならATH-SX1やDR-631はなかなか良かったです。
 好みに合わせて選んでください。


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