第46回 Have a nice day/BON JOVI「HAVE A NICE DAY」より

 BON JOVIはアメリカのロックバンドで、20年以上活動を続けている息の長いアーティストです。今回とりあげるのは9thアルバムのタイトル曲で、彼ららしいキャッチーな曲です。ロックと言ったときに思い浮かぶような曲、と言えば良いのでしょうか。
 ヘッドホンとしてはスカッと爽やかなものが合うでしょう。


・1台目 SE-A1000(Pioneer)
 ギターやヴォーカルが最も魅力的に感じたのでこれにしました。他にはMUSIC SERIES ONEやK181DJも良かったのですが、SE-A1000に比べると地味に感じます。
 不満点は、もう少し低域に締まりが欲しい点、もう少し癖が少ない方が万人受けしそうという点です。

・2台目 SR-225(GRADO)
 1台目の不満点を踏まえて、すぐに思い浮かんだのがSR-225です。
 ややザラザラした音の質感やギターの鮮やかな表現が似ている上、低域の締まりが改善されます。更に、おそらくSR-225の方が万人受けする音作りです。
 不満点は特にありませんが、あえて挙げるなら音の密度や低域の量感がも少しあったらなお良いという点くらいです。

・3台目 edition7(ULTRASONE)
 SR-225の良さを保ちつつ音の密度や低域の量感を改善する機種は思い浮かびませんでした。私がPS-1を持っていれば選んだかもしれませんが、残念ながら所有していないので、少し違うものでも音の密度や低域の量感が良く今回の曲に合いそうな機種ということでedition7を選びました。
 1、2台目とは音の抜けという意味でこそ決定的に違いますが、ギターの鮮やかさやテンションの高さなど共通する点も実は多いです。SE-A1000やSR-225のようなザラザラしたものが合うと思っていたのですが、editoin7くらいになるとそういう表面的な質感の相性に関係なく、音の鮮やかさ・密度の高さ・低域の量感で魅力的に聴かせてくれます。


 今回は取り上げませんでしたが、DT860もなかなか良かったです。SR-225に近い感じですが、もう少し音が抜けずに残ってくれる感じです。
 開放型の抜けの良さを好むか密閉型の圧力を好むかで、選ぶ機種は変わってくると思います。今回の内容を参考に選んでみてください。


試聴はこちら。













戻る





TOP > 曲別HP探索 > 第46回