ヘッドホン GRADO SR-225 投稿レビュー

再生環境
プレイヤー SA-15S1
アンプ　SA-15S1内蔵アンプ、HA5000
所有機種　室内用にEdition 9、AD2000、W1000、K601、DT990 Pro、DT880 Edition 2005、SR225、HP1000、SE-A1000
PCゲーム用にHA7USB、DVD鑑賞&コンシューマゲーム用にDCL3000、通勤用にES7
過去所有機種　A700、AD1000、A900、A900LTD、PROline 2500、F55、FC7、PX200、PX300C、CM7Ti
欲しい機種　RS1、憧れのHD650...DT990 Edition 2005とDT880 (ヲ
良く聴く曲は、70～80年代のロック、小編成のジャズ、クラシック全般、和洋のポップスから、ゲームのサントラ、電波ソング、水木一郎、ささきいさおまで

音色: 「これぞ開放型!」と云いたいくらい、音の抜けが良いです。この抜けの良さがもたらすキレが素晴らしい。音は確かに耳の近くで鳴っていて、解像度はけして悪くないものの、何となく団子状で出てくるのですが、スコ～ンと抜けて行くので、後口は爽やか。ライヴ盤等の臨場感もバッチリです。
低音域は、ちゃんと出ていると思うのですが、抜けの良さがここでは多少災いし、分量的にちと足りてないようにも感じられます。でも個人的に、ヘビメタの真骨頂は低音よりもむしろ高音にあり、と思っているので無問題。
中音域はクリアな感じながら埋もれることもなく、高音域は刺激的で繊細さには欠けるものの、けして歪んだり割れたりはしていません。
ただ...全体的に潤いに欠け、ギザギザした感じの、ドライで粗い鳴らし方であることは否めません。聴き疲れも、結構激しいです。
良く言われますが、本当にHM/HRの申し子としか思えない音で、他のジャンルには余り向いてないと感じました。時として耳障りなほど粗い音で奏でられる、メロディアスな曲の数々が、堪らなく心地良く感じられます。

コレで聴きたいアーティスト・曲: Judas Priest、Rainbow、Europe、Deep Purple、Van Halen、Queen、聖飢魔Ⅱ...実は、古い録音の燃え系ロボットソングも悪くな(ry

手持ちアンプとの相性: HA5000の方が若干良好。エネルギッシュな感じが合ってます。

装着感: 良くないですね。着けてすぐはむしろ心地よい部類に感じるのですが、真綿で頸を絞められるが如く、徐々に頭頂部と耳が痛くなって来ます。全然苦にならない方もいらっしゃるようですが、私の場合は一度にアルバム1枚聴くのが精一杯な感じです。せめてイヤパッドを布で覆ってくれれば、それだけでも大分マシになりそうな気がするんですけど。

その他: 色やデザインは、云われるほど悪くは無いと思うんですが、作りは...正直、値段の割にかなり安っぽい感じがします。特に、イヤパッド。また、コードはかなり頑丈で良いのですが、ちと短くて不便。やはり、屋内で使用するタイプは3m以上欲しいところです。音量は、取り易い部類に入りますね。

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