KDX200
低音より〜低音よりのドンシャリ。低域はある程度量が多い。やや柔らかい質。重心は普通からやや低め。中域は低域に邪魔されず普通に聴こえてくる。高域は中域とほぼ同量。どちらかと言うと地味。高域よりも中高域の方がしっかり出る印象。
分解能は価格なり〜やや悪い。音の分離にしろ一つ一つの音の微細な描写にしろいまいち〜それなり。音場感は、広さはやや広い、明確さは普通からやや悪い。原音忠実性はそれなり。一聴してそれほど大きな違和感はない。原音の粗や生っぽさは必要量といった感じ。エッジはあまりきつくなく、それほど聴き疲れしない。高域はあまり痛くない。ヴォーカルのサ行はやや痛いと感じることはあるが、特に酷くはない。
明瞭さ、音の鮮やかさはいまいち〜それなり。厚みは普通。温かみ、ヴォーカルの艶っぽさはそれなり〜なかなか良い。どちらかと言うとおとなしい傾向。響きはやや豊か。
弦楽器は心地よい傾向。金管楽器は普通に聴けるが、あまり派手ではない。打ち込み系の音の表現はいまいち。
集中してしっかり聴き込むよりも、BGMを聞き流すのに向いているような印象。
装着感は普通のカナル型。
KEB40
ドンシャリ。低域はかなり量が多い。ぼやけたり曇ったりする質。重心の低さは普通。中域は低域に埋もれる感じ。高域はやや多め。硬く鋭い質で目立つ。やや癖のある質。
分解能は価格なり。音の分離にしろ一つ一つの音の微細な描写にしろいまいち。 音場感は、広さは普通からやや広め、明確さは普通からやや悪い。原音忠実性はいまいち。一聴して多少違和感がある。原音の粗や生っぽさは必要量といった感じ。エッジのきつさは普通で、聴き疲れは特に問題ないレベル。高域はやや鋭く刺さる。ヴォーカルのサ行はやや痛いと感じることはあるが、特に酷くはない。
明瞭さはいまいち、音の鮮やかさはそれなり。厚みは普通。温かみ、ヴォーカルの艶っぽさはそれなり。ノリが良いわけでも繊細なわけでもない。響きは適度からやや豊か。
弦楽器は音色の癖がやや気になる。金管楽器はなかなか鮮やかだが、弦楽器同様癖がやや気になる。打ち込み系の音の表現はそれなり。
ぼやけた低域と鋭い高域が特徴の個性的な機種。
装着感は普通のカナル型。
戻る