ポータブル再生環境 iPod nano 第四世代
所有機種 Miles Davis Tribute、ER-4S、ES7、ATH-CKS90LTDII、MDR-EX90SL、ATH-CKS70
過去所有機種 PX200 (譲渡)、PX300C (譲渡)、CM7Ti (譲渡)、DTX50 (破損*3→粉砕)、FX77、
SE530 (譲渡)、SE310 (破損)、ATH-CKS90 (譲渡)、他
欲しい機種 Turbine Pro Copperくらい...?
良く聴く曲は、小編成のジャズ、クラシック全般、70〜80年代のロック、和洋のポップスから、ゲームの
サントラ、電波ソング、水木一郎、ささきいさおまで
音色: バランス型。ストイックでモニターライクな音色だった先代の310に比べると響きも強化され、より
一般受けする音色にチューンされているように思います。
音場表現に関しては、先代と同等程度。
低音域は、僅かながら量が増えたのは良いけど、先代にあった独特の固さが取れるのと同時に若干立ち
上がりのスピードが損なわれ、個性が失われた感があるのが低音スキーとしては残念。
高音域は、抜けが良くなったのは良いのですが、録音の悪いソースや128kbpsに落としてiPod nanoに入れた
曲ではハイハットやヴァイオリンの高い音が結構刺さります。
中音域は、相変わらずクリアで、ヴォーカルと楽器のバランスがよりニュートラルに近くなった印象を受け
ます。
購入直後に試し聴きしてみた時は、「アレ?値段が下がった分、ドライバーをダイナミックに換えてコスト
ダウンしたかな?」と思いましたが、機器と耳双方のエージングが進んだ現在では「やはりBAの音だな」と
思うようになりました。特に、増量された低域と高域に負けずにクリアさを維持している中音域が。
どちらかと云えば、電気楽器よりも生楽器が映える感があり、響きがより豊かになったため弦楽器の低〜
中音域やホルン等の管楽器が、より気持ち良く聴けるようになりました。
...しかし...ホワイトノイズが310、530よりもキツいのはどうにかならなかったものでしょうか。
据え置きのプレイヤーはもちろん、携帯ゲーム機で使う (通勤中なら気にならないレベルではあります)
のも躊躇するレベルで、ここは個人的に大きなマイナスポイント。良い環境・良いソースであれば、
高音域の過剰な刺激がなくなるのを確認済みなだけに...orz
コレで聴きたいアーティスト・曲: むぅ、思いつかない...逆に云えば、どんなジャンルでも無難に聴ける証?
装着感: そこそこ、ですね。ソフトフォームイヤパッドは相変わらず快適なのですが、ハウジングの形状が
どうも自分には合わないようなのと、ケーブルの耳にかける部分にワイヤーを入れたことに拠る保持性能&
堅牢性UPの代償で、310よりも一歩後退している感があります。まぁ、それでも充分許容範囲内ですが。
その他: 遮音性、音漏れ防止性能は良好ですが、ハウジングの形状が私の耳に合わないせいか、310よりは
多少落ちているように感じます。ケーブルは更に頑丈な作りとなり、しかも交換可能になりました。耐久性、
大幅UP。長さに関しては、ショートコード+延長コードと云うスタイルを捨て、かつ一般的な機種よりも長め
となった上にゴツいので、取り回しに難あり。タッチノイズは若干改善されているかな?
なお、310と530のレビューには書き忘れたのですが、風切り音がほとんど発生しないのは凄い!
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SE315
投稿者:謎の東洋産驢馬EX 投稿日:2011.11.9
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