第3回 買えなかったヘッドホン
購入を検討したのですが、個人的に不満点があるため買えなかったヘッドホンを紹介します。
ある意味かなり不名誉なページですが・・・
メーカー様におかれましては、これを参考に製品の開発に挑んでいただければと思います。
なお、今回取り上げるヘッドホンは、決して買ってはいけないヘッドホンではありませんし、必ずしも駄目なヘッドホンというわけでもありません。
・HP-DX3
装着感が良くないです。イヤーパッドが耳全体を覆うのですが、耳の上だけを押さえる妙な装着感で、側圧もちょっと強めです。こめかみが痛くなりそうです。フィットコントローラーという独自の機構でイヤーパッドの上下方向の角度が変えられるのですが、いまいち使いにくそうです。イヤーパッドの材質はK501に似ていて肌触りは悪くないですし、蒸れないのですが・・・
また、デザインもどうかと思います。こればっかりは好みもあるので駄目とは言えませんが、どうひいき目に見ても良いとは言えないでしょう。
同様の理由でHP-DX1も買えないです。
Victorのヘッドホンを買ってみようと思っていたとき、どうしても買えず、結局HP-M1000を買ってしまいました。
・・・後日、フィットコントローラーの仕組みを調べて再チャレンジしたところ、調節の仕方によっては装着感がかなり良くなることが分かりました・・・しかし、それを知らないと誤解する可能性が高いです。試聴コーナーで試聴した結果、私のように装着感が悪いと勘違いして買わない人が多そうです。
・HFI-2000G
HP-DX3と同じく、これも装着感が駄目でした。頭外定位を実現するためだと思いますが、どう装着しても耳の下に隙間があく感じで、敬遠してしまいました。
また、どういうわけかこのヘッドホンをほめている人が少ない気がします。もちろん私の気のせいかもしれませんが。
・MDR-CD2000
イヤーパッドがくぼんでいないため、どうしても耳に負担が大きく、蒸れそうです。一応試聴もしたのですが、慣れそうになかったです。
また、メーカーの公表では密閉型になっていますが、ハウジングには孔が開いており、イヤーパッドの材質も布なので、普通に考えれば開放型です。もちろん、密閉型と開放型の違いは、原則としては振動板と耳の間を遮っているかどうかなので、おかしいとは断言できないわけですが。私の場合、その中途半端さに購入意欲をそがれました。
・ER-4S
価格が高すぎです。いくら音が良いと言われても、インナーイヤー型にこれだけお金をかけるのはためらわれます。私に限らず、多くの人はそう思うでしょう。
また、カナル型は装着にコツがいる上、個人的には耳の穴が痛くなるので長時間使用できません。
もちろん、遮音性や音漏れ防止に優れているという長所はありますが。
・edition7
価格が高すぎです。確かに音質は素晴らしいですが。装着感は側圧がきつめであまり好きになれません。外観もそんなに高級感があるわけではありません。無駄なところにもお金をかけすぎです。音質にだけこだわれば10万円程度で同等のものが作れるのではないでしょうか。そのあたりが非常に残念です。
※HP-DX3、ER-4S、edition7は後日購入しました。
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